3日で巨額契約891億円 メジャー代理人ボラス“驚愕の稼ぎ”

公開日: 更新日:

「1年を20日で暮らすいい男」

 これは現在よりも場所の数が少ない江戸時代の力士の生活ぶりを詠んだ川柳だ。一方、米国ではわずか3日で人生数回分の大金を荒稼ぎした男がいる。メジャーの敏腕代理人、スコット・ボラス氏(67)だ。

 去る9日(日本時間10日)、顧客のストラスバーグ(31)を、所属するナショナルズと7年2億4500万ドル(約268億円)で再契約させた。これは投手の史上最高額だったが、翌10日には今季アストロズで20勝5敗のコール(29)が、9年3億2400万ドル(約355億円)でヤンキースと契約。コールもボラス氏の顧客であり、たった1日で記録を塗り替えてしまった。さらに11日にもボラス氏をクライアントにしているナショナルズのレンドン(29)が、7年2億4500万円(約268億円)でエンゼルス入りした。

 日本円にすると、3人合わせて総額891億円の巨額契約。では、ボラス氏の取り分はいくらになるのか。

 メジャーにおける代理人の手数料の相場は、年俸の3~5%だという。上記の891億円には契約金も含まれているものの、仮にそのまま5%で計算すれば、約44億円! たった3日間で稼いだ額と考えれば、破格も破格だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?