韓国打点王サンズも獲得間近…虎によぎるロサリオの二の舞

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 今度はどっちだ。

 阪神は14日、メジャー通算92発の前エンゼルス、ジャスティン・ボーア内野手(31=右投げ左打ち)の獲得を発表したばかりだが、今季韓国球界の打点王とも正式契約が時間の問題だという。

 その助っ人はジェリー・サンズ外野手(32=右投げ右打ち)。身長193センチ、体重100キロの巨漢は今季、韓国キウムで139試合に出場。打率・305、28本塁打をマーク。113打点でタイトルを取り、チームの韓国シリーズ進出に貢献。屈辱の4連敗を喫したシリーズで15打数4安打(打率・267)、3打点、5四球、3三振と目立った活躍を見せなかったのは、相手バッテリーにかなり警戒されていたからだ。

 韓国球界で実績のある助っ人といえば、阪神には苦い思い出がある。隣国で2年連続3割、30本、110打点以上を記録したロサリオ(30)だ。球団史上最高額の3億4000万円の単年契約で獲得。金本前監督が開幕前から4番に指名しながら、シーズンに入るとサッパリ。1年でクビになった。

 ならば、このサンズはどうか。韓国球界に詳しい室井昌也氏(ストライク・ゾーン代表)が言う。

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