燕・村上4500万円更改…巨人が“理想的な選手”と皮肉るワケ

公開日: 更新日:

「すごくいい評価をしていただいて3700万円アップの4500万円でサインしました」

 セ・リーグの新人王を獲得したヤクルト村上宗隆(19)が16日、都内の球団事務所で契約更改。今季の年俸800万円から4500万円への大幅アップを勝ち取り、「来年は高い目標を持ってチームの優勝、日本一に貢献したい」と笑顔がはじけた。今季はチームで唯一、全試合に出場し、高卒2年目以内では歴代最多タイの36本塁打、同最多の96打点をマークした。

 一方で打率・231、184三振はリーグワースト。失策はチーム最多の15と課題も多い。

■はっきりした弱点がいくつかある

 さらに、明確な弱点もある。今季5年ぶりにリーグ優勝を果たした巨人戦がからっきしなのである。

 対戦打率こそ・239と普通だが、2本塁打、9打点はセ5球団の中で最少。巨人投手陣から2番目に多い34三振を喫した。巨人のある投手はシーズン中にこう漏らしていた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも