内田順三
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内田順三前巨人巡回打撃コーチ

1947年9月10日、静岡県生まれ。東海大一高から駒大。13年間の現役生活はヤクルト、日本ハム、広島で主に外野手としてプレー。計950試合出場で打率・252、25本塁打。82年に現役引退、翌83年に指導者に転身。広島、巨人で打撃コーチ、二軍監督などを歴任し、多くのタイトルホルダーを育てた。昨年限りで巡回打撃コーチだった巨人を退団。今季は社会人野球のJR東日本で外部コーチを務める。

キヨは「今日は俺、暴れていいですか?」と悔し涙を流した

公開日: 更新日:

 キヨ(清原和博)は泣いていた。

「力を貸してください」と書いた年賀状を送ってきた2000年、オフから厳しい食事制限やウエートトレーニングで肉体改造を敢行。極限まで自分を追い込んでいた。

 雪が舞う3月の岐阜・長良川球場。阪神とのオープン戦だった。原ヘッドコーチからは「まだ寒いから主力は出なくていい」と言われていたが、ストイックに取り組んでいたキヨは「いや、出ます」と直訴。強行出場した試合で左太ももを肉離れしてしまった。全治3週間以上で開幕は絶望。私が宿舎の部屋を訪ねると、帰京するため、背中を丸めて荷物をまとめていた。キヨは私の顔を見ると「あれだけ辛抱してきたのに……」と涙を流した。

 悔しかったのだろう。さらにこう言った。

「内田さん、今日は俺、暴れていいですか? 徹底的にアルコールを入れますわ」

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