大相撲理事選 6期12年ぶり「投票なし」に透ける協会の思惑

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 大方の予想通り、「無風」となった。

 30日、相撲協会の理事選の立候補の受け付けが行われ、届け出を提出したのは理事10人、副理事3人。いずれも定員通りの人数のため、投票は行われず、立候補者の当選が確定した。

 今回は現職の山響親方(元前頭巌雄)が出馬せず。これに昨年9月に退職した理事の阿武松親方(元関脇益荒雄)の分を合わせた2席が空いていたが、初当選の花籠親方(元関脇太寿山)と2期ぶり理事復帰の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)ですんなり埋まった。

 相撲協会の理事選挙で投票が行われなかったのは6期12年ぶり。2010年に貴乃花が立候補、当選した「貴の乱」以降は毎年、定員を超える立候補者がいた。

 相撲協会は閉鎖的と批判されることもあり、無風選挙は事前に調整が行われてきたということだろう。そこに風穴をあけた貴乃花を評価する声もあったものの、実際に行われていたのはえげつない票獲得合戦だ。

■裏金顧問の暗躍

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