西武でノロノロ調整…松坂の変貌ぶりに古巣関係者ビックリ

公開日: 更新日:

 松坂が6日、今キャンプ2度目のブルペンに入った。まずは立ち投げで31球。捕手が片ヒザをついた状態で16球、計47球を投げ込んだ。球が暴れるたびに「あー!」と悔しそうに叫んでいたことに、「無駄な力が入るくらい元気だってことで」と笑った松坂。「あとちょっと取り入れたい練習がある。そのイメージはできてきた。次回からは(捕手を)座らせて投げられるようにする」と話した。

 やっていることは立ち投げに毛の生えた程度。西口投手コーチは、「自分の中でしっかり段階を踏んでいるということ。いつまでに合わせてくれという期限はない」と話す。いくらマイペース調整が認められているとはいえ、他の選手に比べると明らかに調整は遅い。これで、3月20日の開幕に間に合うのか。難しいだろう、という声が出始めているが、映像を見た中日関係者は「驚きました」とこう続ける。

「まだ太り気味なんて言われていますが、ウチにいた頃よりシェイプアップしている。動きにキレがあります。投球フォームを見る限り、肩回りと股関節の可動域も大きくなっている。ちょっと驚くくらい。これは案外、やるかもしれませんよ」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    カーリング女子フォルティウス快進撃の裏にロコ・ソラーレからの恩恵 ミラノ五輪世界最終予選5連勝

  2. 2

    南原清隆「ヒルナンデス」終了報道で心配される“失業危機”…内村光良との不仲説の真相は?

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  5. 5

    高市政権「調整役」不在でお手上げ状態…国会会期末迫るも法案審議グダグダの異例展開

  1. 6

    円満か?反旗か? 巨人オコエ電撃退団の舞台裏

  2. 7

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  3. 8

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 9

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  5. 10

    近藤真彦「合宿所」の思い出&武勇伝披露がブーメラン! 性加害の巣窟だったのに…「いつか話す」もスルー