レジェンド松坂の“新妻”森友哉は褒め言葉探しも仕事のうち

公開日: 更新日:

 気を使う日々がやってくる。

 14年ぶりに復帰した松坂大輔(39)が3日、今キャンプで初めて上下ともにユニホーム姿でグラウンドに登場。投内連係で汗を流したのち、ブルペンの立ち投げで16球を投げた。自身の背番号と同じ球数は全て直球。昨夏以来となるマウンドでの投球に松坂は、「初めてにしては良かったのでは」と言った。

 球を受けたのは正捕手の森友哉(24)だ。「レジェンドです。めちゃ緊張しました。しっかり指にかかった球は強い球だった」と、ファンのような表情を見せていた。

 松坂といえば横浜高時代の1998年に春夏甲子園を連覇。「平成の怪物」と呼ばれ、西武入団後は3年連続最多勝。1年目にイチローを3打席連続三振に仕留めた対決は伝説になっている。

 メジャーでは天国と地獄を味わい、2015年に日本球界に復帰。ソフトバンクでの3年間で一軍登板は1試合だけ。18年から在籍した中日でも2年間で13試合(6勝5敗)に投げただけだったが、若い選手にとっては「レジェンド」に違いない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  5. 5

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  1. 6

    兵庫県・斎藤元彦知事らを待ち受ける検察審の壁…嫌疑不十分で不起訴も「一件落着」にはまだ早い

  2. 7

    カズレーザーは埼玉県立熊谷高校、二階堂ふみは都立八潮高校からそれぞれ同志社と慶応に進学

  3. 8

    日本の刑事裁判では被告人の尊厳が守られていない

  4. 9

    1試合で「勝利」と「セーブ」を同時達成 プロ野球でたった1度きり、永遠に破られない怪記録

  5. 10

    加速する「黒字リストラ」…早期・希望退職6年ぶり高水準、人手不足でも関係なし