著者のコラム一覧
友成那智スポーツライター

 1956年青森県生まれ。上智大卒。集英社入社後、今はなきPLAYBOY日本版のスポーツ担当として、日本で活躍する元大リーガーらと交流、米国での現地取材も頻繁に行いアメリカ野球やスポーツビジネスへの造詣を深める。集英社退社後は、各媒体に大リーグ関連の記事を寄稿。04年から毎年執筆している「完全メジャーリーグ選手名鑑」は日本人大リーガーにも愛読者が多い。

コービー氏のヘリ墜落事故死…過去にはイチローの元同僚も

公開日: 更新日:

 先月26日、NBAのスーパースターだったコービー・ブライアントがヘリコプターで娘のバスケットボールの試合に向かう途中、墜落事故で亡くなり、米社会に衝撃が走った。MLBでも全国ニュースのヘッドラインになるような有名選手の航空機事故やモーターボート事故が過去に起きている。

■ロベルト・クレメンテ(1972年12月)
 長い間パイレーツの主砲として君臨し、MVPになったクレメンテはプエルトリコ出身。同じラテンアメリカのニカラグアで大地震が発生し、多くの被災者が出ていることに心を痛め、私財で救援物資を調達し、それをチャーター機に積み込んでニカラグアに運ぶことを計画。プエルトリコのサンフアンの空港からニカラグアへ向け飛び立ったが、悪天候のため離陸後間もなく輸送機が海に墜落、38年の生涯を閉じた。

■サーマン・マンソン(1979年8月)
 マンソンはMVPを受賞したこともある強打の捕手で、事故当時はヤンキースのキャプテンだった。趣味は自家用機の操縦で、79年8月2日、シーズン中の休日を利用して購入したばかりのセスナ機にインストラクターを同乗させて離着陸の練習に出掛けた。ところが着陸時に操縦を誤って近くの林に墜落し帰らぬ人となった。享年32。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは