ホテルで2人お茶を テーブルにあった書きかけの野村ノート

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 それは自筆ではなかった。ノートを読み、その音声を入力して原稿に起こした、コピーであった。漢字の打ち間違えもあり、コピーの薄れた箇所もあったが、間違いなく野村ノートであった。

 B4のコピー用紙で、2センチくらいの厚みがあった。ユマキャンプ、監督室のテーブルの上にあった、自筆のノートではなかったが、形を変えた再会には、運を感じた。

 このコピーが、のちに阪神で大問題となる。=つづく

(林壮行/元 日刊ゲンダイ運動部長)

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