東京五輪に関心薄く 米トッププロ相次ぎキャンセルの動き

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 新型コロナウイルス騒動で東京五輪は本当に開催されるのか――が、にわかに問題になってきたが、それ以前にゴルフ競技に世界のトッププロが出場するか、も怪しい雰囲気だ。米国は男子世界ランキング(WR)15位内に10選手もいて、五輪出場の上位4枠争いが激しいのだが、いまひとつ盛り上がりに欠ける。

 4年前のリオ五輪では、ジカ熱を理由に欠場したダスティン・ジョンソンの談話が注目を集める。

「米国を代表して五輪で戦うのは、間違いなく名誉なことだろう。しかし、あまりに多くの試合があり、スケジュールが合うかどうかが問題で、(東京五輪にも)出るかどうか検討している」

 ジョンソンは現在WR5位につけており、米代表3番手の有資格者だ。だが「是が非でも出たい」ではなく、「検討している」という後ろ向きのコメントに米メディアは欠場するのではないか、とみているのだ。

 また、同2位で米代表1番手のブルックス・ケプカも、「自分にとっては4大メジャーとフェデックスカップの方が、(五輪より)重要。時差のある国の大会に毎週行ったり来たりして大変なんだよ」と消極的だ。代表6番手(WR9位)と今のところ圏外のタイガー・ウッズは、「資格があれば出場したい」と表明しているが、本気かどうか疑わしい。

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