著者のコラム一覧
六川亨サッカージャーナリスト

1957年、東京都板橋区出まれ。法政大卒。月刊サッカーダイジェストの記者を振り出しに隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長を歴任。01年にサカダイを離れ、CALCIO2002の編集長を兼務しながら浦和レッズマガジンなど数誌を創刊。W杯、EURO、南米選手権、五輪などを精力的に取材。10年3月にフリーのサッカージャーナリストに。携帯サイト「超ワールドサッカー」でメルマガやコラムを長年執筆。主な著書に「Jリーグ・レジェンド」シリーズ、「Jリーグ・スーパーゴールズ」、「サッカー戦術ルネッサンス」、「ストライカー特別講座」(東邦出版)など。

ACLに中国から4チーム 新型肺炎とアジアサッカーの行く末

公開日: 更新日:

 中国の武漢――この地名を耳にしない日はない。

 個人的に思い出すのは、2015年の東アジアE-1選手権である。この年の8月、武漢で開催された大会は暑さとの戦いでもあった。

 武漢の夏場は、中国でも重慶、北京と並“3大ボイラー”と言われるほどの暑さである。

 その地でハリルホジッチ監督率いる日本代表は初戦で北朝鮮に1-2で敗れ、それから韓国と中国と2試合続けて1-1の引き分けに終わり、勝ち点2しか稼げずに最下位に終わった。得点は武藤雄樹の2ゴールと山口蛍の1ゴールのみ。

 とにかく<暑い>と<ゴールが遠い>という印象しか残っていない。

 ピッチ以外では、たまたま同じホテルに日本サッカー協会の女子委員長だった野田朱美さん(群馬FCホワイトスター監督兼GM)が宿泊していた縁で毎日、朝食を共にしながら、元なでしこジャパン背番号10から、女子サッカーの将来像についてのレクチャーを受けたのも、懐かしい思い出として残っている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  3. 3

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 4

    阪神・大山を“逆シリーズ男”にしたソフトバンクの秘策…開幕前から丸裸、ようやく初安打・初打点

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  2. 7

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 8

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  4. 9

    大死闘のワールドシリーズにかすむ日本シリーズ「見る気しない」の声続出…日米頂上決戦めぐる彼我の差

  5. 10

    ソフトB柳田悠岐が明かす阪神・佐藤輝明の“最大の武器”…「自分より全然上ですよ」