3月場所が無観客or中止でも 新型コロナ騒動が力士にプラス

公開日: 更新日:

■力士は稽古が仕事

 そんなウイルス騒動だが、先々を考えれば、決して悪いことではない。相撲には「3年先の稽古」という言葉がある。日々の稽古の成果は目に見えにくいが、将来、それが無駄になることはない。鍛えることはケガ防止にもつながる。ある親方は「今でこそ評判が悪い白鵬だが、34歳でも綱を張れているのは若いときにみっちり稽古をしてきたからこそ」と話す。

 力士は稽古が仕事。繁華街から足が遠のけば、夜もゆっくり休んで体力の回復を図れる。深酒で朝稽古に影響が……なんてこともないだろう。力士の中には「本当は嫌だけど、付き合いだから仕方なく宴席に顔を出していた」とタニマチの誘いを嫌っている者もいる。彼らにすれば、まさに奇貨。大手を振って断る理由ができた。

 稽古に専念できる時間ができたと思えば、自粛ムードも悪いことばかりではない。

【写真特集】無観客で開催 大相撲春場所

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 2

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  3. 3

    嶋基宏は一時期ノイローゼ状態になっていた...心ここにあらずで、魂が抜けた状態に

  4. 4

    伊藤健太郎とキンプリ永瀬廉で明暗クッキリ…「熱愛報道」出口夏希の足を引っ張りかねない“イメージ格差”

  5. 5

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  1. 6

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  2. 7

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 8

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 9

    居酒屋倒産が過去最多ペース 客離れの背景にある「飲み放題5000円」の壁

  5. 10

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に