大相撲無観客3月場所 序盤に垂涎の取組ギッシリ“真の狙い”

公開日: 更新日:

 2日目までの取組が本場所直前に発表されるのは通常通り。上記の取組は番付を考えれば、いずれも序盤、あるいは前半で実現するであろうものばかり。それでも、事前に明かされる中にこうも“詰め込む”のは何か狙いがあるのか。

 ある親方は「ひとつはファンサービスや話題性でしょう」と言う。

「今場所、ファンはテレビ、ネット観戦が主になる。少しでも楽しんでもらおうという審判部の計らいだと思う。でも、一番重要なのは力士に発奮を促すこと。史上初の無観客開催に困惑している者は多く、『序盤は様子見で……』なんて考えている力士もいるだろう。そこで、当人たちが発奮せざるを得ない取組を序盤に組めば、そんなことも言ってられなくなりますからね」

 興味深い取組はまだまだある。初日の照強vs石浦は120キロと110キロの軽量級対決。同じく初日の竜電vs阿炎は、去年の名古屋場所(7月)で同時に新小結に昇進したライバルだ。昨年、阿炎がSNSへの不謹慎投稿で炎上した際は、本来出演するはずだったバラエティー番組に竜電が阿炎の代打で登場した。

 無観客でも熱い戦いが繰り広げられそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市首相「嘘つき政治家人生」のルーツを発掘! 34年前に自ら堂々と「経歴詐称」を認めていた

  2. 2

    医学部に進学した息子のために老後破産したエリートサラリーマンの懺悔

  3. 3

    田中将大が楽天を去った本当の理由…退団から巨人移籍までに俺とした“3度の電話”の中身

  4. 4

    萩本欽一(10)自宅に税務署、友達もいない 萩本少年を救ったのがチャップリンだった

  5. 5

    犯人探しはまだまだ続く? 中山功太案件“解決”で強まる「パンサー尾形の件は誰なの?」の疑問

  1. 6

    炎鵬の宮城野部屋再興は道険し…親方資格取得も立ちはだかる“2つの壁”

  2. 7

    サバンナ高橋“10年いじめ”問題からにじむ上下関係の悪しき伝統と「吉本の闇」…鬼越トマホーク良ちゃんも参戦

  3. 8

    「ダルの真似なんかしてんじゃねえよ」 田中将大にこうハッパをかけた真意

  4. 9

    根尾昂や石川昂弥をトレードで放出しない“中日ならでは”の理由

  5. 10

    【スクープ第3弾!】衆院選での違法な「有料広告動画」疑惑 宮城自民5陣営“総汚染”で組織ぐるみが浮き彫り