大相撲無観客3月場所 序盤に垂涎の取組ギッシリ“真の狙い”

公開日: 更新日:

 いやでも応でも気合が入ること間違いなし。

 6日、相撲協会が発表した3月場所(8日初日、大阪)の初日、2日目の取組が、相撲ファン垂涎の好カードが目白押しとなったのだ。

 初日の結びの一番は横綱白鵬(34)vs遠藤(29)。先場所、白鵬は遠藤に立ち合いで張り手からのヒジ打ちのコンビネーションを仕掛けるも、そこは相撲巧者の遠藤。左の張り手を食らった瞬間、白鵬の右側に回り込むことでエルボーを回避し、見事、金星を獲得した。白鵬が逆襲するのか、返り討ちか。手に汗握る対決になるだろう。

 先場所Vの徳勝龍(33)は、千秋楽まで賜杯を争った正代(28)と初日に激突する。さらに2日目の相手は近大の後輩、朝乃山(26)。ここ2、3年、十両暮らしが多かった徳勝龍は、後輩の朝乃山と本場所で対戦することをモチベーションのひとつにしていた。大関とりを狙う朝乃山にすれば、初日の隠岐の海、そして2日目に大学の先輩を下し、弾みをつけたいところだ。

■軽量級対決にライバル対決も

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因