レ軍サイン盗み「クロ」 MLB断定で露呈した日本球界の無力

公開日: 更新日:

「サイン盗み? 強いチームほどやっている」とは元メジャーリーガーの証言だ。

 GMや監督のクビが飛んだうえに莫大な罰金まで食らったアストロズに比べて処分が軽過ぎるという声はあるにせよ、MLBは今回、当時のレッドソックスでプレーした選手を含む60人以上を調査。関係者のビデオや写真に加え、メールまで徹底的に調べたという。

 インチキはやるが、ひとたび事件や問題が生じるとFBIのOBまで動員して白黒ハッキリさせるMLBに対して、日本の日本野球機構(NPB)は無力だ。

 かつてのダイエー(現ソフトバンク)のサイン盗み疑惑にしても、調査委員会を設置したのは当事者であるダイエー。コミッショナーが指揮して徹底的に調査したとは言い難い。ドラフトの裏金問題やFA選手へのタンパリングにしても、コミッショナーに白黒をつけようという強靱な意思や調査力があるとは思えない。それどころか「視線はカネも力もある一部球団を向いている」といわれた時期すらあった。

 今回の米コミッショナー裁定により、改めて日米の差が露呈したのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網