首都圏集中開催なら巨人が圧倒的有利 脅かす唯一の球団は

公開日: 更新日:

巨人戦重視のローテ組むDeNA

 あくまで「関東集中開催」という条件下での話ではあるが、そんな巨人に唯一対抗できるのはDeNAだ。昨季のホームゲームは43勝28敗1分けで勝率は・597。横浜スタジアムでは、同・614と巨人以上に強いデータがあるのだ。

 DeNAのチーム関係者がこう言った。

「1年契約を延長したラミレス監督は、今年が5年目の集大成。リーグ優勝のため、『打倒巨人』に燃えている。昨年リーグ2位に甘んじたのは、巨人との直接対決で11勝14敗と負け越したことが大きな要因とみている監督は、今季は巨人叩きを強く意識し、巨人戦重視の先発ローテを組む構想を持っている。開幕が遅れ、通常開幕なら間に合わなかったはずのソトやエスコバーら故障者が最初から戦力として計算できるのも追い風です」

 昨季優勝を争った巨人陣営からも「ベイスターズが一番手ごわい」との声を聞く。コロナ禍により、異例の首都圏集中開催なら、セは巨人とDeNAの一騎打ちになりそうである。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋