公式戦縮小で問われる監督の手腕 今季は何人がクビに?

公開日: 更新日:

■テコ入れポイント

 また、開幕後は一定期間、無観客試合となるが、これについても首脳陣のフォローが必要だという。

「プロ野球は選手のモチベーションがチーム成績に大きく影響する。私は現役時代、満員の観衆の中で投げたこともあれば、100人程度しかお客さんがいない中で投げたこともある。お客さんがいればアドレナリンが出るし、ファンの後押しによっていいボールが投げられることもある。無観客試合では気持ちが入らないという選手も中にはいるでしょう。基本的に選手個々の問題だが、監督もコーチと協力しながら、言葉や態度で選手の気持ちを高められるよう、方向付けをすることは必要だと思います」

 もちろん各球団ごとの戦力差はあるとはいえ、確かに今季は12球団の監督力が問われそうだ。

 それは監督自身の進退にも大きく影響する。

 コロナ禍により、各球団の収入は大幅に減る。先日の臨時オーナー会議でDeNAの南場オーナーが「プロ野球はかつてない危機的な状況」と話すなど、大きなダメージを受けている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒

  4. 4

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  5. 5

    国分太一の不祥事からたった5日…TOKIOが電撃解散した「2つの理由」

  1. 6

    国分太一は会見ナシ“雲隠れ生活”ににじむ本心…自宅の電気は消え、元TBSの妻は近所に謝罪する事態に

  2. 7

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  3. 8

    「ミタゾノ」松岡昌宏は旧ジャニタレたちの“鑑”? TOKIOで唯一オファーが絶えないワケ

  4. 9

    中居正広氏=フジ問題 トラブル後の『早いうちにふつうのやつね』メールの報道で事態さらに混迷

  5. 10

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償