公式戦縮小で問われる監督の手腕 今季は何人がクビに?

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■テコ入れポイント

 また、開幕後は一定期間、無観客試合となるが、これについても首脳陣のフォローが必要だという。

「プロ野球は選手のモチベーションがチーム成績に大きく影響する。私は現役時代、満員の観衆の中で投げたこともあれば、100人程度しかお客さんがいない中で投げたこともある。お客さんがいればアドレナリンが出るし、ファンの後押しによっていいボールが投げられることもある。無観客試合では気持ちが入らないという選手も中にはいるでしょう。基本的に選手個々の問題だが、監督もコーチと協力しながら、言葉や態度で選手の気持ちを高められるよう、方向付けをすることは必要だと思います」

 もちろん各球団ごとの戦力差はあるとはいえ、確かに今季は12球団の監督力が問われそうだ。

 それは監督自身の進退にも大きく影響する。

 コロナ禍により、各球団の収入は大幅に減る。先日の臨時オーナー会議でDeNAの南場オーナーが「プロ野球はかつてない危機的な状況」と話すなど、大きなダメージを受けている。

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