著者のコラム一覧
山田隆道作家

1976年、大阪生まれ。早大卒。「虎がにじんだ夕暮れ」などの小説を執筆する他、プロ野球ファンが高じて「粘着!プロ野球むしかえしニュース」などの野球関連本も多数上梓。各種スポーツ番組のコメンテーターとしても活躍中。

大山に三塁争いの試練 虎名物「未完の大砲」の仲間入りか

公開日: 更新日:

 中でも00年のウエスタン本塁打王・浜中治は特に惜しかった。優勝した03年は開幕から一軍の4番に座り、5月には早くも10本塁打に到達するなど覚醒の兆しを見せていただけに、その後の度重なる故障は今でも悔しい。キャリアハイは06年の打率・302、本塁打20。だけど、これで大成したとは言い難いほど、もっと大きな可能性を感じさせた、まさに未完の大砲だった。

 他にはPL学園出身の桜井広大。彼もまた、悩ましい未完の大砲だったが、それはまた次回。

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