コロナ再び猛威…プロ野球“有観客開催スタート”の間の悪さ

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 9日、東京のコロナウイルス新規感染者が過去最多の224人に上るなど、全国でコロナ禍が再拡大。それでも政府は10日からのイベント参加者数の上限引き上げを予定通り行う方針を示したことで、プロ野球も10日から、5000人を上限に有観客開催が解禁される。

 NPBのガイドライン(有観客開催)によると、マスク非着用者と37.5度以上の発熱の症状がある者は入場不可。球団ごとに、立ち上がったりの応援やタオル回し、ジェット風船の禁止など、ルールを定めている。飲食物や酒類の販売は制約付きながら許可された。

 球界関係者が言う。

「開幕延期が決まった3月から、応援スタイルや場内の飲食販売について議論されてきた。巨人・パーラの腕を大きく広げる『サメダンス』はいいのかとか、メガホンの応援はいいのか、といった具合。応援に関してはそれに付随するグッズ販売にも影響する。酒類の扱いは、本拠地が自前の球場で、酒類販売が貴重な収入源になっている球団もあり、認められた。球団によっては酒類販売を自粛したり、持ち込みを禁止したりしていますが、焼きそばや弁当などの軽食は販売します」

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