初勝利の有原と未勝利の石川 メジャー志願2人の不調は偶然か

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 しかし、今年は世界中がコロナ禍に見舞われ、メジャーは公式戦の試合数が昨年の162試合から60試合に大幅縮小。各球団の収入は大幅ダウンが必至。今季の損失を回収するだけでも、数年を要するという声すらある。

 しかも、コロナの新規感染者数はいまだに増え続け、米国は日本以上に深刻な状況に陥っている。終息の兆しは全く立たず、メジャーではコロナ感染を恐れて、今季のプレーを辞退する選手が続出しているほどだ。

 資金の問題に加えて、安全面でも不安がある以上、海を渡るのは簡単なことではない。有原と石川の不調は、メジャー挑戦の実現可能性が低くなったことによる意欲の低下も、影響しているのかも……。

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