FC東京監督も苦言…Jリーグのコロナ対応に翻弄される現場

公開日: 更新日:

「1日には午後7時開始のFC東京―鳥栖戦前に、鳥栖の選手に発熱者がいることがFC東京に伝えられながら、新型コロナ対応ガイドラインに沿ってJリーグが開催を決定した。2―3で敗軍の将となったFC東京・長谷川監督が、試合後に『(試合は)やらないべき。安心を担保できない中で試合をやらせるのは考えてほしい』とコメントしたが、まったくその通りです。

 1日にU―19代表の合宿が中止となった際にJFA技術委員会・反町委員長が『(町田の晴山以外の)陰性者だけで練習することは(コロナ対応ガイドラインでは)可能だったが、昨今の感染拡大の状況を踏まえて慎重に慎重を期して中止を決めた』と話していただけに、FC東京―鳥栖戦も同じ判断をすべきではなかったか? さらに言うならば、JリーグはFC東京―鳥栖戦に関わる経緯と現況をサポーターに率先してアナウンスすべきだった」(元サッカーダイジェスト編集長・六川亨氏)

 大騒動になる前に<疑わしきは中止>とJは意思統一した方がいい。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋