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羽川豊プロゴルファー

1957年栃木県出身。79年日本学生ゴルフ選手権優勝。翌80年にプロテストに合格すると、ルーキーイヤーの81年は日本オープン、日本シリーズに優勝。同年代の湯原信光、倉本昌弘とともに「ニューウェーブ三羽烏」と呼ばれた。82年にはメジャーのマスターズから招待され、初出場で15位。「世界最強レフティー」と絶賛された。現在はシニアツアーでプレー。テレビ解説者としても活躍している。

松山英樹の全米OP 調子を上げて臨む新シーズンが楽しみ

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 松山レベルになると、トッププロと技術の差はほとんどなく、もうツキがあるか、ないかも結果を左右します。そういった意味では初日単独トップに立った「プレーヤーズ選手権」が2日目に中止になったり、「BMW選手権」ではバーディーチャンスに一筋転がりが違ってしまうなどツキがありませんでした。

 いつ勝ってもおかしくない実力の持ち主です。今は焦らずにじっと耐えるだけです。シーズン終盤になって調子を上げており、20―21年シーズンはすぐに全米オープン(9月17日開幕)、そしてマスターズ(11月12日開幕)と年内にメジャー2大会があります。

 例年と違う時期の開催になり、グリーンの速さも変わってきます。そんな微妙な対応が求められます。我慢強くなっている松山がこれから挑む新シーズンが楽しみです。

 日本男子ツアーは先週開幕し、星野陸也が勝ちました。優勝特典で米ツアー「ZOZO選手権」(10月22日開幕)の出場権を獲得しました。

 昨年は国内開催でしたが、今年は米カリフォルニア州で行われます。星野は出場を表明しており、手にしたチャンスを生かすといい。米国でも、国内と同じように優勝を意識したゴルフを萎縮しないでできるか、が問われます。

 芝の違いはありますが、向こうに行って、距離が長いとか、周りの選手が飛ばすという言い訳をするのではなく、自分のゴルフがどれだけ通用するか、じっくり試すといいでしょう。良かったら自信につながるし、ダメでも修正部分が見つかれば数段レベルアップしていきます。

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