“迷える子羊”の渋野日向子は「先生探し」が今オフの課題…米女子ツアー準シードすら圏外で崖っぷち
「迷える子羊」だ。
先週行われた国内唯一の米女子ツアーのTOTOジャパンクラシックは畑岡奈紗(26)が優勝。3年半ぶりに米ツアー7勝目を挙げて、涙を流した。
勝利の味を忘れかけていた畑岡は今季から、臨床現場で学生や理学療法士研修生の指導も行っている「体の専門家」である高田洋平氏をトレーナー兼コーチに迎え、体の使い方やスイングを変えたという。
苦しい時、よき指導者との出会いが救いになることはよくあるが、光が見えずにもがいているのが渋野日向子(26)だ。来季のシードを決めるポイントランキング(PR)104位。圏内の80位には程遠く、ある程度の試合には出場できる「準シード」の100位以内にも入っていない。
13日開幕の「アニカ・ゲインブリッジ・ペリカン」(フロリダ州・ペリカンGC)で、PR80位以内、最悪でも100位以内に入らなければ12月の予選会を受けることになるが、昨季の成績(トップ10入り2回、予選落ち10回)を見れば、今季の苦戦(トップ10入り2回、予選落ち13回)は予想できたことだ。


















