西武1位・渡部健人は中学で90kg 高校球児の父は柔道勧めた

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「明るくて、いろいろな人に気兼ねなく話し掛けるタイプ。友達も多いんです。以前はよく家でフィリピン料理を作っていましたね。どんな料理? いや、僕は食べてないんですよ。なんか口に合わなくて(苦笑い)。姉と母で食べていましたね」(渡部)

 渡部が生まれ育ったのは横浜市旭区のひかりが丘団地。電車は通っておらず、相鉄線の鶴ケ峰駅からバスで10分程度の場所にある。昔は雑木林や田んぼが多く、再開発が進んだ現在も自然豊かな県立四季の森公園など、当時の面影を残す。

 野球は小学1年時に始め、白根中に進学すると強豪・中本牧シニアに所属。当時から渡部を知る村上林吉監督が言う。

「当時は主に遊撃をやっていました。あの体格ですが、意外と素早いし、肩も強い。確か入団した時から90キロくらいあったんじゃないかな。パワーは凄かったですよ。大会で北海道に遠征したとき、円山球場でとんでもないホームランをかっ飛ばした。あの球場は左翼スタンドに松の木が生えていますが、その一番太い木の幹にライナーでバカーン! ですよ。プロも使う球場ですよ? 開いた口が塞がりませんでした」

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