阪神DH反対のナゼ…来季も助っ人は12球団最多が濃厚なのに

公開日: 更新日:

■全く賛成の気配なし

 阪神は球界で「日本球界やリーグを代表するような選手が出てこない」と言われて久しい。2019年のプレミア12では一人も日本代表に選ばれず、17年WBCも藤浪のみ。昨17日にはNPBアワーズが行われたが、ベストナインも、阪神からの選出は5年連続でゼロだ。

「大山が成長の兆しを見せているとはいえ、今季本塁打(31本)と打点(97)の2冠をとった巨人の岡本には及ばない。阪神はかねてドラフトと育成が課題。生え抜きと助っ人の両方を生かすためにも、巨人が提案したセの指名打者(DH)制導入に賛成するものかと思ったら、全くその気がない。阪神は話し合いが行われたセの理事会で、反対意見をとうとうと述べたそうです」(球界OB)

 理事会に出席した谷本球団副社長は「セを強くすることについては、永続的に考えないといけない」とコメントしていた。選手のためにも戦力的にも、DH制導入に賛成しない理由は見当たらないが……。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「NHKの顔」だった元アナ川端義明さんは退職後、いくつもの不幸を乗り越えていた

  2. 2

    永野芽郁の「文春」不倫報道に噛みついたGACKTさんは、週刊誌の何たるかがわかっていない

  3. 3

    前田健太「ドジャース入り」で大谷との共闘に現実味 日本復帰より「節目の10年」優先か

  4. 4

    元NHK岩田明子は何をやってもウケない…コメントは緩く、ギャグはスベる、クイズは誤答

  5. 5

    ウクライナ出身力士 安青錦がすべてを語った…単身来日して3年、新入幕で敢闘賞

  1. 6

    小田和正「77歳の現役力」の凄み…現役最年長アーティストが守り続ける“プロ意識”

  2. 7

    奥さんが決断してくれた…元大関の小錦八十吉さん腎臓移植を振り返る

  3. 8

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  4. 9

    のんを襲った"後輩女優の二股不倫報道"の悲劇…カルピスCMめぐる永野芽郁との因縁

  5. 10

    Mrs.GREEN APPLEとディズニーのコラボに両ファン懸念…売れすぎた国民的バンドゆえの"食傷感"