阪神はFA補強ゼロ…ドラ1佐藤に期待と注目“全集中”の危険

公開日: 更新日:

 期待は大きいようだ。

 12日、関西ローカル番組に出演した阪神の矢野監督が、ドラフト1位新人の佐藤輝明(近大)について、来季の開幕戦に「6番・右翼」でスタメン起用するプランがあることを明かした。

 本職は三塁だが、矢野監督はかねて、佐藤を外野で起用する構想を描いている。近本を中堅、新助っ人のロハス・ジュニアを左翼で起用すれば、右翼のポジションをベテランの糸井、高山らが争うことになるだろう。

 そんな中、阪神周辺では、佐藤に対する過度な期待を危惧する声が上がっている。阪神OBが言う。

「このオフは、FA選手を獲得しないことが濃厚。主な新戦力は助っ人のみです。選手会長になった近本や、主砲の大山がいるものの、この黄金新人が新人合同自主トレから連日、最も注目を集めるのは必至。佐藤はマイペースな性格とはいえ、プロの水に慣れなければいけない上に、日本一熱狂的といわれる大阪メディアから常に一挙手一投足を追いかけられ続けることにも、重圧やストレスを感じるはずです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  2. 2

    海星・陣内優翔は長崎県初の“完全男”だが…スカウトが「上位獲得」を渋るワケ

  3. 3

    NHK「昭和16年夏の敗戦」は見ごたえあり 今年は戦争特別番組が盛りだくさん

  4. 4

    二階堂ふみ&カズレーザー電撃婚で浮上したナゾ…「翔んで埼玉」と屈指の進学校・熊谷高校の関係は?

  5. 5

    自死した元兵庫県議の妻がN党・立花孝志党首を「名誉毀損」の疑いで刑事告訴…今後予想される厳しい捜査の行方

  1. 6

    永野芽郁が“濡れ場あり”韓流ドラマで「セクシー派女優転身、世界デビュー」の仰天情報

  2. 7

    突然のがん宣告にも動揺なし「で、ステージはナンボでしょうか?」

  3. 8

    長崎を熱狂させた海星・酒井圭一さんが当時を語る…プロ引退後はスカウトとして大谷翔平を担当

  4. 9

    安藤サクラ「柄本佑が初めて交際した人」に驚きの声…“遊び人の父”奥田瑛二を持つ娘の苦悩

  5. 10

    平和記念式典での石破首相スピーチの評判がすこぶるいいが…原稿を下書きしたのはAIだった?