強豪校のお粗末なコロナ対策 指導者が飲み会開き集団感染

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 クラスター(集団感染)発生で、大会への出場辞退を余儀なくされた高校、大学が続出した。

 入念な対策を施して感染を免れたケースもあるが、さるスポーツ強豪校のお粗末さが大問題になった。

 現役、ОB問わず五輪に多くの代表を輩出しているスポーツ名門大学では、4月に緊急事態宣言が発令されてからも、選手の多くが帰省せず、合宿所にとどまり、通常通り練習を継続。競技によっては、室内であっても換気をしないまま、マスクを着用せずに練習する例もあった。競技団体や大学に匿名の連絡で事態が発覚し、複数の指導者が大目玉を食らったそうだ。

 中には、複数人での飲食を自粛するどころか、部内での懇親会を開催する競技もあった。東京五輪の代表候補がいながら、指導者自らが飲み会を開いた揚げ句、集団感染。国内の大会を辞退しただけでなく、競技団体から強化指定を外された選手もいるという。

 幸いにも重症者は出なかったそうだが、猛威を振るうコロナを甘く見た代償は高くつきそうだ。

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