菅野の移籍先候補にヤンキースとドジャースが挙がらない謎

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 ポスティングの交渉期限が日本時間8日午前7時に迫った菅野智之(31)をめぐって、米メディアがかまびすしい。

 各メディアの報道を総合すると、現時点で移籍先の最終候補はレッドソックス、ジャイアンツ、ブルージェイズの3球団に絞られたようだ。

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 ア・リーグのさるスカウトによれば、菅野の希望は「優勝争いできる球団」とか。中でもヤンキースかドジャースに行きたがっているともっぱらだったが、老舗名門チームでもある両球団の名前がちっとも聞こえてこないのはなぜか。

「菅野の故障歴や決め球の変化球を問題視しているのではないか。菅野は腰痛と肩痛を患ったことがあり、中でも腰痛は過去に何度もやっていて深刻だといいますから。彼の最大の武器であるスライダーにクビをかしげている可能性もある。いいときは打者の手元で鋭く変化するのに、そうじゃないときはかなり投手寄りで曲がる。つまり打者に見極められてしまうのです。田中のスプリットのような絶対的な決め球になるとは判断していないのかもしれません」とは前出のスカウト。

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