朝乃山は稽古不足で悪癖が…御嶽海に完敗で目覚めはまだ先

公開日: 更新日:

「現在はコロナ禍で、場所前の出稽古ができない。それをわかっていながら、なぜ昨年10月の合同稽古に来なかったのか。確かに合同稽古は本場所直前ではないので、出稽古のような稽古の仕上げにはならない。それでも相撲勘を絶やさないため、緊張感を保つための絶好の機会だった。所属する高砂部屋は朝乃山を除けば全員幕下以下。彼らといくらやっても、大関の稽古になるかどうか。それで11月場所にケガでは、かける言葉がない。さすがに12月の合同稽古には参加したが、行動が遅すぎる」

 昨年9月場所も対戦相手の右四つ対策に苦戦し、初日から3連敗。その後は緊張感と感覚が戻ったのか、今場所2日目の北勝富士戦のように、まわしを取れずとも圧力をかけながら前に攻める相撲で連勝を重ねた。

 稽古不足から目を覚ますのはもう少し先か。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦は大関昇進も“課題”クリアできず…「手で受けるだけ」の立ち合いに厳しい指摘

  2. 2

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 3

    マエケン楽天入り最有力…“本命”だった巨人はフラれて万々歳? OB投手も「獲得失敗がプラスになる」

  4. 4

    中日FA柳に続きマエケンにも逃げられ…苦境の巨人にまさかの菅野智之“出戻り復帰”が浮上

  5. 5

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  1. 6

    高市政権の“軍拡シナリオ”に綻び…トランプ大統領との電話会談で露呈した「米国の本音」

  2. 7

    エジプト考古学者・吉村作治さんは5年間の車椅子生活を経て…80歳の現在も情熱を失わず

  3. 8

    日中対立激化招いた高市外交に漂う“食傷ムード”…海外の有力メディアから懸念や皮肉が続々と

  4. 9

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  5. 10

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ