菅野智之という男はカネより常勝球団を選ぶメンタリティー

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 いまから9年前のことだ。

 2011年のドラフト日本ハムから1位指名された菅野智之(31=当時は東海大)はかたくなだった。

■プロ野球選手より巨人

 本人の希望は伯父の原監督が指揮を執る巨人一本。日本ハムに対してはけんもほろろ、スカウトをストーカー呼ばわりしたことすらあったという。

 結局、「浪人」というハンディまで背負い、翌年のドラフトで巨人に入団した。つまりプロ野球選手になることより、巨人のユニホームを着ることを選んだのだ。

 ポスティングシステムによるメジャー挑戦を目指す今回も、あるいは似たような軌跡をたどっているのかどうか。

■理想は老舗名門の強豪

 締め切りは日本時間8日午前7時。それまでに契約を結ぶ必要があるのに、米メディアから流れてくるのは後ろ向きの情報がほとんど。当初はメッツジャイアンツブルージェイズ、レッドソックスが候補に挙がっていたものの、最初にメッツが撤退、6日はジャイアンツとレッドソックスも後に続き、「巨人残留が濃厚」という報道が相次いだ。複数の米メディアによれば、各球団のオファーが菅野サイドの希望額に届かず撤退を余儀なくされたというが、本当にそうか。

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