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山田隆道作家

1976年、大阪生まれ。早大卒。「虎がにじんだ夕暮れ」などの小説を執筆する他、プロ野球ファンが高じて「粘着!プロ野球むしかえしニュース」などの野球関連本も多数上梓。各種スポーツ番組のコメンテーターとしても活躍中。

練習集中型の「無観客キャンプ」は怪我の功名かもしれない

公開日: 更新日:

■かつての落合中日

 その点、落合博満監督時代の中日・北谷キャンプは異質な空気が漂っていた。当時の巨人阪神に比べ、明らかにファンが観覧できる練習場が少なく、まるでファンサービスを意識していないように感じられた。言い換えれば、選手が練習に集中できる静粛な環境だったわけで、それが落合中日の強さの秘密かもしれないとうなったものだ。

 今年はコロナ禍によって、全球団が練習集中型のキャンプになると言える。黄金ルーキー・佐藤輝明がチヤホヤされそうな我が阪神にとっては怪我の功名かもしれない。

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