瀬戸大也は不倫報道から復帰初V 狙うは「助成金」支給再開

公開日: 更新日:

 不倫騒動で活動停止処分を受けた競泳男子日本代表の瀬戸大也(26)が4日開幕のジャパン・オープン(東京アクアティクスセンター)で復帰。 初日の400メートル個人メドレーでいきなり4分12秒57で優勝を飾った。レース後にまずは、一連の不祥事を謝罪すると「4分10秒台を狙っていたけど、切れなかった。まだ、五輪では戦えないので、(今後は)目の前のことをしっかりとやっていきたい」と、約5カ月ぶりの実戦を振り返った。

 同日午前の予選では幼少の頃から切磋琢磨してきた萩野公介(26)と同組となり、隣同士のレーンでレースを展開。全体6位の萩野を上回る同2位で決勝進出を決めたが、2人のスイミングキャップから境遇の違い、不倫の代償が改めて浮き彫りになった。

 所属するタイヤメーカーやスポンサー企業のロゴ入りキャップをかぶった萩野とは対照的に、瀬戸の帽子には提供を受けたスポーツ用品メーカーのブランド名のみ。女性問題でケチをつけ、スポンサー契約を解除された航空会社のロゴはきれいさっぱりと消滅。キャップだけを見れば、ライバル同士の格差は一目瞭然だった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党が消せない“黒歴史”…党員がコメ農家の敵「ジャンボタニシ」拡散、農水省と自治体に一喝された過去

  2. 2

    極めて由々しき事案に心が痛い…メーカーとの契約にも“アスリートファースト”必要です

  3. 3

    遠野なぎこさんを追い詰めたSNSと芸能界、そして社会の冷酷無比な仕打ち…悲惨な“窮状証言”が続々

  4. 4

    ドジャース大谷翔平がついに“不調”を吐露…疲労のせい?4度目の登板で見えた進化と課題

  5. 5

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  1. 6

    清水賢治社長のセクハラ疑惑で掘り起こされるフジテレビの闇…「今日からシリケン」と“お触り続行”の過去

  2. 7

    カブス鈴木誠也「夏の強さ」を育んだ『巨人の星』さながら実父の仰天スパルタ野球教育

  3. 8

    千葉を「戦国」たらしめる“超過密日程”は今年の我が専大松戸に追い風になる手応えを感じています

  4. 9

    趣里はバレエ留学後に旧大検に合格 役者志望が多い明治学院大文学部芸術学科に進学

  5. 10

    参政党が参院選で急伸の不気味…首都圏選挙区で自公国が「当選圏外」にはじかれる大異変