実績は抜群なのに…立浪和義氏の中日復帰が実現しない理由

公開日: 更新日:

 記者として当たり前の質問をしたつもりだったが、なぜ、あれほど激高したのか。いまだにさっぱり分からないが、臨時コーチに招かれたからといって、必ずしも正式なコーチには直結しない。今年のメンバーを見ても、松中氏は井口資仁監督(46)との個人的な関係、川相氏は阪神の守乱解消の緊急措置だ。古田氏は球団から監督失格の烙印を押されているという。今後、監督やコーチの可能性があるのは立浪氏だろう。

 立浪氏は2009年に現役を引退した後、度々、指導者として古巣復帰の話が流れている。通算2480安打を放ち、ゴールデングラブ賞も5度受賞した。実績は文句なしだ。しかし、古巣復帰はなぜか実現していない。現役時代の晩年、親しくしていたフロント幹部が立浪氏にこんなアドバイスをしたと聞いた。

「君もいずれはドラゴンズの監督やコーチになるのだから、身辺に気を付けたらどうか?」

 ひところ立浪氏は女性問題で週刊誌を賑わせていた。それを心配しての忠告だった。

 立浪氏はこう答えたそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人vs阪神またもドラフト場外戦勃発!1巡目指名8年で5回モロかぶり…中日とヤクルトも参戦か

  2. 2

    叱責、鉄拳、罰金…試練の日々で星野監督よりも「怖かった人」

  3. 3

    ドラフト外入団の憂き目に半ば不貞腐れていたボクを最初に見出してくれたのは山本浩二さんだった

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希にリリーバーとしての“重大欠陥”…大谷とは真逆の「自己チューぶり」が焦点に

  5. 5

    長嶋一茂は“バカ息子落書き騒動”を自虐ネタに解禁も…江角マキコはいま何を? 第一線復帰は?

  1. 6

    前橋市長の「ラブホ通い詰め」だけじゃない…有名女優らもキャッチされた格安ラブホ不倫劇の舞台裏

  2. 7

    次期巨人監督へ桑田二軍監督が腕まくり! 松井秀喜氏への“つなぎ登板”は球団の思惑とも合致

  3. 8

    林芳正氏が自民党総裁選“台風の目に”…「2強」失速でまさかの決戦投票進出あるか

  4. 9

    国民民主・玉木代表が維新の“自民すり寄り”に猛ジェラシー! 総裁選後の「補完勢力」の座めぐり場外乱闘勃発

  5. 10

    杉田かおるの窮地を陰から支えていた舘ひろしの男気