古巣オリ復帰の“地味男”平野佳寿が放つMLB仕込みの存在感

公開日: 更新日:

 メジャーの解説を行う三井浩二氏は「平野に関しては心配ないでしょう」と、こう続ける。

「メジャーに行ってもオリックス時代同様、150キロ超の速球と、落差のあるフォークボールを軸に結果を出してきた。年齢による衰えもまったく感じさせず、渡米前と変わらないパフォーマンスを期待できる。18、19年はダイヤモンドバックスで75試合、62試合に登板。イニング途中のしんどい場面でマウンドに上がるなど、場数も踏んでいる。現在はコロナ禍の影響で『無理に日本人選手を取らなくても』という理由で獲得を見送られた可能性がありますが、例年ならとっくにメジャー契約を結んでいてもおかしくない投手ですからね」

 昨季勝率・398で最下位に沈んだオリックスだが、中嶋監督就任後は29勝35敗3分け。勝率・453とチーム状態は上向きになっている。

 メジャー帰りは田中だけではないことを、満天下に知らしめることができるか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    狙われた大谷の金銭感覚…「カネは両親が管理」「溜まっていく一方」だった無頓着ぶり

    狙われた大谷の金銭感覚…「カネは両親が管理」「溜まっていく一方」だった無頓着ぶり

  2. 2
    米国での評価は急転直下…「ユニコーン」から一夜にして「ピート・ローズ」になった背景

    米国での評価は急転直下…「ユニコーン」から一夜にして「ピート・ローズ」になった背景

  3. 3
    大谷翔平は“女子アナ妻”にしておけば…イチローや松坂大輔の“理にかなった結婚”

    大谷翔平は“女子アナ妻”にしておけば…イチローや松坂大輔の“理にかなった結婚”

  4. 4
    「ただの通訳」水原一平氏がたった3年で約7億円も借金してまでバクチできたワケ

    「ただの通訳」水原一平氏がたった3年で約7億円も借金してまでバクチできたワケ

  5. 5
    水原一平元通訳は稀代の「人たらし」だが…恩知らずで非情な一面も

    水原一平元通訳は稀代の「人たらし」だが…恩知らずで非情な一面も

  1. 6
    新婚ホヤホヤ真美子夫人を直撃、米国生活の根幹揺るがす「水原夫人」の離脱

    新婚ホヤホヤ真美子夫人を直撃、米国生活の根幹揺るがす「水原夫人」の離脱

  2. 7
    違法賭博に関与なら出場停止どころか「永久追放処分」まである

    違法賭博に関与なら出場停止どころか「永久追放処分」まである

  3. 8
    大谷翔平のパブリックイメージを壊した水原一平通訳の罪…小栗旬ら芸能人との交流にも冷たい視線

    大谷翔平のパブリックイメージを壊した水原一平通訳の罪…小栗旬ら芸能人との交流にも冷たい視線

  4. 9
    小室圭さんが窮地の大谷翔平の“救世主”に? 新通訳&弁護士就任にファンが期待

    小室圭さんが窮地の大谷翔平の“救世主”に? 新通訳&弁護士就任にファンが期待

  5. 10
    「白鵬米」プロデュースめぐる告発文書を入手!暴行に土下座強要、金銭まで要求の一部始終

    「白鵬米」プロデュースめぐる告発文書を入手!暴行に土下座強要、金銭まで要求の一部始終