“ポスト森”の意向固めた橋本氏 億単位の父の借金にも苦悩

公開日: 更新日:

 日刊ゲンダイの調べによると、理由は過去のセクハラを蒸し返されるだけではない。父が残した巨額の負債もネックになっているようだ。

「聖子さんは4人きょうだいの末っ子ですが、億単位ともいわれる父の借金を背負ったと聞いています」(ある知人)

 父は地元・北海道で名士と呼ばれる一方、借金問題で週刊誌を騒がせてきた。バブル期に競走馬を生産する牧場経営を拡大。「千歳信用組合」から16億円もの融資を受けたが、返済は滞り、そのあおりで信組は99年に破綻してしまった。

 その後も橋本氏の選挙資金と称して知人から2000万円余りを借り、一部を返済せず訴訟沙汰になったこともある。2006年にこの件を取り上げた週刊文春は併せて「父に借金が20億円以上ある」と報じていた。

■要請を受諾なら五輪相辞任は必至

「債権者との訴訟は他に何件も抱えていたようです。聖子さんは議員活動の傍ら多くの講演をこなし、借金返済に回してきましたが、このコロナ禍ではそれもままならない状況でしょう」(前出の知人)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本中学生新聞が見た参院選 「参政党は『ネオナチ政党』。取材拒否されたけど注視していきます」

  2. 2

    松下洸平結婚で「母の異変」の報告続出!「大号泣」に「家事をする気力消失」まで

  3. 3

    松下洸平“電撃婚”にファンから「きっとお相手はプロ彼女」の怨嗟…西島秀俊の結婚時にも多用されたワード

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  1. 6

    (1)広報と報道の違いがわからない人たち…民主主義の大原則を脅かす「記者排除」3年前にも

  2. 7

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  3. 8

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  4. 9

    自民党「石破おろし」の裏で暗躍する重鎮たち…両院議員懇談会は大荒れ必至、党内には冷ややかな声も

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」