羽生結弦は国別対抗で総合2位「来季は4回転半」と意欲満々

公開日: 更新日:

 大阪で開催されているフィギュアスケートの世界国別対抗戦。SP2位の羽生結弦(26)は大河ドラマ「天と地と」の曲に乗り、主役の上杉謙信に扮して演技を見せた。

 しかし、ジャンプでミスがあり、193・76の高得点もネイサン・チェン(米国)の203・24には及ばず、総合2位に終わった。16日時点で日本はロシア、米国に次ぐ3位だ。

 羽生はかねて「五輪の金メダルよりも4回転アクセルを跳ぶこと」を目標に掲げていた。今大会はチーム戦で高難度の技への挑戦を封印していたものの、残されたチャンスは多くない。フィギュアスケートの世界で26歳はベテラン。多くの男子スケーターがこの年齢前後に引退している。さらに羽生は腰と両足首にバクダンを抱えているのも気がかりだ。

 今季最終戦を滑り終えた羽生は「曲を感じながら滑ることが出来た。ある意味満足」と話し、「来季は4回転半を目指したい」と意欲満々。

 年齢や故障歴を考えれば、来季が大技を成功させるラストチャンス。あるいは「未完成交響曲」として、その挑戦だけが語り継がれることになるのか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  4. 4

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  5. 5

    2025年は邦画の当たり年 主演クラスの俳優が「脇役」に回ることが映画界に活気を与えている

  1. 6

    真木よう子「第2子出産」祝福ムードに水を差す…中島裕翔「熱愛報道」の微妙すぎるタイミング

  2. 7

    M-1新王者「たくろう」がネタにした出身大学が注目度爆上がりのワケ…寛容でユーモラスな学長に著名な卒業生ズラリ

  3. 8

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  4. 9

    高市政権の積極財政は「無責任な放漫財政」過去最大122兆円予算案も長期金利上昇で国債利払い爆増

  5. 10

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手