W杯2次予選“消化試合”でU-24を試せない…森保Jのジレンマ

公開日: 更新日:

 2022年カタールW杯のアジア2次予選突破を決めている日本代表。

 W杯予選には、参加各国に全日程をこなす義務が課せられ、7日のタジキスタン戦と15日のキルギス戦は、必ず消化しなければならない。FIFA世界ランクは日本の28位に対してタジキスタンは121位。大きな実力差があり、6日のウェブ会見で森保監督が「経験の浅い選手にはチャンスとなる」と話していたように<サブ組の底上げ>を試合の目的とした。

【写真】この記事の関連写真を見る(14枚)

 前半6分に代表4試合目のMF古橋が先制点を決め、同40分にはMF南野のW杯予選7試合連続ゴールを好アシスト。後半に入るとMF橋本、MF川辺の代表初ゴールも決まり、終わってみれば4-1の快勝となった。

 しかしながら東京五輪を控えた今、日本代表の<底上げ>よりも「五輪に出場するU-24代表のチーム力を上げる」ことが急務ではないか? メキシコ五輪銅メダルで得点王の釜本邦茂氏が言う。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  2. 2

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  3. 3

    99年シーズン途中で極度の不振…典型的ゴマすりコーチとの闘争

  4. 4

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  5. 5

    日銀を脅し、税調を仕切り…タガが外れた経済対策21兆円は「ただのバラマキ」

  1. 6

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  2. 7

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 8

    林芳正総務相「政治とカネ」問題で狭まる包囲網…地方議員複数が名前出しコメントの大ダメージ

  4. 9

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  5. 10

    角界が懸念する史上初の「大関ゼロ危機」…安青錦の昇進にはかえって追い風に?