東京五輪「男子100m」日本代表に立ちはだかる「9秒8台」のカベ

公開日: 更新日:

 波乱はなかった。

 東京五輪の最終選考会でもある陸上日本選手権の男子100メートルは、山縣亮太(29)、多田修平(25)、桐生祥秀(25)、小池祐貴(26)が順当に決勝へ進出。山縣と同じ準決勝1組に登場したサニブラウン(22)はレース中に足がつり、10秒30の3着だったが、タイム差で決勝へ進んだ。前回のリオ五輪代表だったケンブリッジ飛鳥(28)は3組5位で姿を消した。

【写真】この記事の関連写真を見る(19枚)

 決勝へコマを進めた上記の5人はいずれも参加標準記録(10秒05)をクリアしており、25日の決勝(8人)で3位以内に入れば五輪代表となる。日本記録(9秒95)保持者の山縣を筆頭に、桐生、サニブラウン、小池も自己記録は9秒台。多田にしても10秒01だ。熾烈な代表争いは9秒台決着が期待されている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  3. 3

    TBS「ザ・ロイヤルファミリー」はロケ地巡礼も大盛り上がり

  4. 4

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  5. 5

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  1. 6

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  2. 7

    粗品「THE W」での“爆弾発言”が物議…「1秒も面白くなかった」「レベルの低い大会だった」「間違ったお笑い」

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  5. 10

    巨人阿部監督の“育成放棄宣言”に選手とファン絶望…ベテラン偏重、補強優先はもうウンザリ