バッハ会長は欲望ムキ出し!広島訪問要求の裏に「ノーベル平和賞」狙う凄まじいエゴ

公開日: 更新日:

 2013年の会長就任以降、そうした思惑はたびたび報じられてきた。16年のリオ五輪で史上初の難民選手団を結成。18年の平昌五輪では聖火ランナーを務めたほか、開幕式での韓国と北朝鮮選手の合同入場や、アイスホッケーで女子の南北合同チーム編成を後押し。閉幕後には訪朝もした。

■「ノーベル平和賞」を熱望

 スポーツジャーナリストの谷口源太郎氏は言う。

「バッハ会長は間違いなくノーベル平和賞を狙っています。サマランチ、ロゲら歴代会長もそうでした。いまやIOCは世界のスポーツ界を牛耳る巨大組織ですが、NGOに過ぎません。だから、とかく権威を求める。箔付けを求めて国連に接近し、09年にオブザーバー資格を得たのもその流れです。98年開催の長野五輪招致に際し、当時のサマランチ会長は日本側に叙勲を求め、90年に勲一等瑞宝章を授与されています」

 平和の象徴として、南北統一チームの東京大会参加に最もこだわったのはバッハ会長とも言われるが、北朝鮮の不参加でパーになってしまった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  2. 2

    帝釈天から始まる「TOKYOタクシー」は「男はつらいよ」ファンが歩んだ歴史をかみしめる作品

  3. 3

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  4. 4

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  5. 5

    立川志らく、山里亮太、杉村太蔵が…テレビが高市首相をこぞってヨイショするイヤ~な時代

  1. 6

    (5)「名古屋-品川」開通は2040年代半ば…「大阪延伸」は今世紀絶望

  2. 7

    森七菜の出演作にハズレなし! 岡山天音「ひらやすみ」で《ダサめの美大生》好演&評価爆上がり

  3. 8

    小池都知事が定例会見で“都税収奪”にブチ切れた! 高市官邸とのバトル激化必至

  4. 9

    西武の生え抜き源田&外崎が崖っぷち…FA補強連発で「出番減少は避けられない」の見立て

  5. 10

    匂わせか、偶然か…Travis Japan松田元太と前田敦子の《お揃い》疑惑にファンがザワつく微妙なワケ