巨人が炭谷を放出…FA獲得から2年半で仰天トレードの波紋

公開日: 更新日:

「とはいえ、『はい、そうですか』と炭谷の希望をかなえてやるほどの余裕が巨人にあるとは思えない。交換要員に、苦しい台所事情を補う投手を求めるのならば、まだ話は分かりますが……。楽天とのトレードは18年オフから、これで6例目。ウィーラー、高梨雄平が優勝争いの原動力になっている一方で、巨人から楽天に移った選手はみな苦労している。今や最大の取引先になった楽天に対して、『そのお礼とおわびとともに、新たな貸しをつくった』という見方はできる。炭谷獲得は、楽天の石井監督兼GMが熱望していたそうですから」(前出の関係者)

 それにしても、三顧の礼で迎えたFA選手をあっさり放出した影響は小さくない。巨人では陽岱鋼野上亮磨井納翔一のFA選手が二軍の肥やしになっている。今後、FA選手が巨人入りに二の足を踏みそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    年収1億円の大人気コスプレーヤーえなこが“9年間自分を支えてくれた存在”をたった4文字で表現

  2. 2

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償

  3. 3

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  4. 4

    “やらかし俳優”吉沢亮にはやはりプロの底力あり 映画「国宝」の演技一発で挽回

  5. 5

    山尾志桜里氏“ヤケクソ立候補”の波紋…まさかの参院選出馬に国民民主党・玉木代表は真っ青

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希 球団内で「不純物認定」は時間の問題?

  2. 7

    フジテレビCM解禁の流れにバラエティー部門が水を差す…番宣での“偽キャスト”暴露に視聴者絶句

  3. 8

    国分太一は“家庭内モラハラ夫”だった?「重大コンプラ違反」中身はっきりせず…別居情報の悲哀

  4. 9

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  5. 10

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒