五輪スタッフ、メディア関係者に「インチキ陰性判定」乱発か?検査スリ抜けこんなに簡単

公開日: 更新日:

 検査をごまかす方法ならいくらでもある。

 組織委は24日、新型コロナの検査で新たに選手1人を含む17人が陽性になったと発表した。累計の陽性判明者は123人となった。23日は1日当たり最多の19人が陽性だった。

 この数字は選手、スタッフ、メディアなどを含めた人数だが、関係者の間では「本当にそれだけか?」といぶかしむ声もあるという。

 というのも、スタッフやメディアに課されている検査は容易にすり抜けることができるからだ。

 選手の場合は基本、試合当日を除いて毎日の抗原検査が義務付けられ、ドーピング検査のようにスタッフの監視の下、検体を採取する。そこで陽性ならば唾液によるPCR検査を行い、陰性でなければ鼻の粘膜から検体を……となる。

 しかし、例えばメディアの場合、採取は独自に行い、検体の容器に自身のデータを示すバーコードを張り、競技会場かMPC(メインプレスセンター)に提出する。

 つまり、すでに陰性が証明された他人の唾液を提出することもできるし、事前の“消毒”も可能。採取直前にうがい薬などで口内を一時的に消毒すれば、感染しているかいないかにかかわらず、高確率で陰性となるとの声もある。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    年収1億円の大人気コスプレーヤーえなこが“9年間自分を支えてくれた存在”をたった4文字で表現

  2. 2

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償

  3. 3

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  4. 4

    “やらかし俳優”吉沢亮にはやはりプロの底力あり 映画「国宝」の演技一発で挽回

  5. 5

    山尾志桜里氏“ヤケクソ立候補”の波紋…まさかの参院選出馬に国民民主党・玉木代表は真っ青

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希 球団内で「不純物認定」は時間の問題?

  2. 7

    フジテレビCM解禁の流れにバラエティー部門が水を差す…番宣での“偽キャスト”暴露に視聴者絶句

  3. 8

    国分太一は“家庭内モラハラ夫”だった?「重大コンプラ違反」中身はっきりせず…別居情報の悲哀

  4. 9

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  5. 10

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒