ボクシング女子フライ級「銅」並木月海<2>「ボクシングの五輪グッズは売り切れで買えませんでした」

公開日: 更新日:

 選手村の土産物店でも海外と国内の温度差を感じる瞬間があったという。

「最初、お土産屋さんに行ったときはボクシングのグッズがいっぱいあった。日本では(五輪競技としての)知名度がそんなに高くないから、次に来たときに買えればいいかと思っていたら、次行ったときにはもうなかったんです……。海外の方には人気だったみたいで、日本の感覚でいたらダメだなと。結局、ボクシングのグッズは何も買えませんでした」

 選手村ではどの五輪大会でも人気なのが理髪店だ。

「前髪が伸びていたので切ろうか悩んでいたんですけど、もし切られ過ぎて失敗したらどうしよう、大丈夫かなあと不安になって入れませんでした。変な前髪になって試合に集中できなくなったら良くないので。結局、自分でちょっとだけ切ったんですけど、あんまり変わらなかった(笑い)」

■試合後にピザを食べ「おいしい~」

 ボクシングには厳しい減量がつきもの。選手村の食堂はビュッフェ形式で世界各国の料理が並ぶが、食事制限中の選手にとっては“目に毒”だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  2. 2

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  3. 3

    マツコが股関節亜脱臼でレギュラー番組欠席…原因はやはりインドアでの“自堕落”な「動かない」生活か

  4. 4

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  5. 5

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  1. 6

    5億円豪邸も…岡田准一は“マスオさん状態”になる可能性

  2. 7

    小泉進次郎氏8.15“朝イチ靖国参拝”は完全裏目…保守すり寄りパフォーマンスへの落胆と今後の懸念

  3. 8

    渡邊渚“初グラビア写真集”で「ひしゃげたバスト」大胆披露…評論家も思わず凝視

  4. 9

    「石破おろし」攻防いよいよ本格化…19日に自民選管初会合→総裁選前倒し検討開始も、国民不在は変わらず

  5. 10

    大の里&豊昇龍は“金星の使者”…両横綱の体たらくで出費かさみ相撲協会は戦々恐々