不安的中!虎キラーのメルセデスが3回KOの撃沈…巨人「先発投手陣パンク寸前」で崖っぷち

公開日: 更新日:

 メジャーリーグも注目する助っ人左腕だが、「五輪以降は球威がないし、キレもない。登板間隔がまちまちだから、調整しにくいのかもしれないが、昨年10月に手術した左肘の状態が悪いんじゃないか」と、メジャースカウトも心配するほどである。

 他にガス欠状態なのが山口俊(34)だ。自身5連敗中で2勝6敗。こちらは7月7日以来、勝ち星がない。さるチーム関係者がこう言う。

「本来はスタミナがウリの投手。ただ、ブルージェイズに在籍していた2月のキャンプ直前に自由契約になった影響で、メジャーのキャンプを満足にこなせていない。獲得する前から練習不足は懸念材料だった」

 9月の登板間隔は中5日に始まり、中5日、中5日、中6日、そして26日の3戦目に中4日で投入される予定だ。

「今5連敗中なので、次もダメなら登録を抹消して二軍で強制ミニキャンプを張らせる可能性があります」(同前)

 25日の2戦目に先発する菅野は2連勝中と状態は上向きでも、右肘と腰に爆弾を抱えている。阪神との天王山に先発する2投手が揃ってパンク寸前で崖っぷち。巨人はこの日、3点差を逆転したが、3点差を追いつかれる痛い引き分けに終わった。上位2チームを追う立場だけに最低でも勝ち越したいところだが、昨年まで阪神に13年間負け越しなしと相性が良くても、今の先発陣なら虎が付け入るスキはありそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  3. 3

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  4. 4

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  5. 5

    坂口健太郎に永野芽郁との「過去の交際」発覚…“好感度俳優”イメージダウン避けられず

  1. 6

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  2. 7

    板野友美からますます遠ざかる“野球選手の良妻”イメージ…豪華自宅とセレブ妻ぶり猛烈アピール

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景