巨人痛恨の連敗で7.5差、事実上の“終戦”に…今オフ狙われるのは菅野よりこの男!

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「ドミニカ出身のほとんどの選手がそうであるように、メルセデスもいつかは大リーガーになりたいという夢がある。8月の東京五輪後にメジャーの評価はグンと上がった。メジャースカウトによれば、目安になるのは、昨オフに日本ハムからレンジャーズに移籍した有原。今季終盤に戦力外になったものの、2年総額620万ドル(約6億4200万円)の契約を結んでいた。6月に巨人に復帰した山口俊が、2020年から2年契約でブルージェイズに移籍した時の年俸300万ドル(約3億3000万円)。これくらいの契約を結べる可能性はあります」

■メジャーのスカウトは動向を注視

 別の球界関係者は「巨人の育成出身だけに、他の外国人選手のように自由に退団を選択できない可能性はあるものの、昨オフにメジャー再挑戦を示唆していたエースの菅野は、今季は故障もあって5勝7敗と苦しんでいる。V逸なら戦犯になるし、今オフは『メジャー挑戦』なんてとても言えそうにない。メジャーのスカウトは、菅野よりメルセデスの動向を注視しています」と言う。

 やれFAだ、やれ外国人だと、補強ばかりが注目される巨人だが、流出するかもしれない選手もいるということ。補強の前にやることがありそうである。

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