巨人先発「中4日ローテ」の罪と罰…桑田コーチ“135球の完投指令”公約はどこへ行った?

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 巨人戸郷翔征(21)の10勝目は、またもお預けとなった。

 3日のDeNA戦に中4日で先発。四回までは1安打も許さない好投を見せたが、五回につかまった。 

山口俊の登板回避も中4日の影響

 先頭・宮崎にこの日初安打となるソロ本塁打を浴びると、連打などで2死満塁。佐野にフェンス直撃の2点二塁打を許して3点を失い、直後の攻撃で代打を送られた。5回4安打3失点で球数は81球。2試合勝ち星なしとなった。

 巨人は9月から先発投手を5人に減らし、中5日以下の登板間隔でローテーションを回している。すると9月は6勝14敗5分け。リーグ最下位の成績で3位に転落した。

 ローテの一角・山口は2日に右肘の違和感を訴え、先発を回避した。前回6日の阪神戦で14年ぶりに中4日で登板。3回途中でKOされていた。ここまで12試合に先発し、2勝7敗、防御率3.34。7月7日の中日戦を最後に3カ月も勝ち星から遠ざかり、8月20日のDeNA戦から6連敗中だ。広島OBで投手コーチや編成部長などを歴任した川端順氏がこう指摘する。

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