“強心臓”ロッテ・石川が本領発揮の3年ぶり完投勝利、優勝M点灯“逆王手”に貢献

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 負ければ、首位・オリックスに優勝マジック7が点灯する直接対決の大一番。先発した2位・ロッテの石川歩(33)はそれでも気負うことなく、この日(13日)も飄々とアウトを重ねた。

 八回まで無失点と完璧な投球。最速149キロの真っすぐに威力があり、序盤にもらった5点のリードもあった。しかし、力では押さない。奪三振はわずかに1。カーブ、チェンジアップ、シンカー、カットボールを駆使し、丁寧に打たせて取った。完封目前の九回2死から2ランを浴びたものの、3年ぶりの完投勝利で逆転優勝に望みをつないだ。

 8年目の今季、前半戦は6試合に登板して2勝2敗、防御率5.07と精彩を欠いた。6月に右ヒジのクリーニング手術を受けて離脱。9月に戦列に戻り、この日が5試合目の登板だった。復帰後はこれで3勝1敗、防御率2.18と安定感抜群。白熱の優勝争い、その先のCSを考えても、石川の復調は心強い限りだろう。

「超のつくマイペースで何事にも動じませんからね。苦しい、厳しい試合になればなるほど、石川の存在感は増す。入団当初は極度の緊張しいで、登板日には朝に食べたものを必ず戻してしまうほどだった。どう克服したのかと聞くと、『緊張するのをやめた』と一言。どんな窮地でも飄々、淡々としています」(球界関係者)

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