パ4球団“高校生一本釣り”の波紋…「育てるパ・目先のセ」ドラフトでリーグ実力差さらに拡大

公開日: 更新日:

◆2021年 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD(10月11日)

 ここまでスポーツ紙の予想が外れるのも珍しく、事前に1位指名選手を公表したのは、たったの2球団。ほとんどの球団が手の内を明かさないまま本番に臨んだ結果なのかどうか、1位選手の一本釣りが6球団もあったのは異例と言えば異例だろう。

【写真】この記事の関連写真を見る(19枚)

 11日のドラフトは、西武が4球団競合の末に西日本工大の隅田知一郎のクジを引き当てた一方で、単独1位指名が6球団もあった。中でも、パ・リーグ4球団の指名は異例だった。楽天が昌平の吉野を指名すると、日本ハムは天理の達、ソフトバンクは明桜の風間、そして、ロッテも市和歌山の松川と高校生を指名した。

 12球団のスカウト活動は、昨年からのコロナ禍で選手を視察する機会が限られている。トーナメント方式で負けたら終わりの高校生を優先的に視察したことも影響しているにせよ、それ以上に育成の意識と意欲が高い。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    二階堂ふみと電撃婚したカズレーザーの超個性派言行録…「頑張らない」をモットーに年間200冊を読破

  2. 2

    参政党・梅村みずほ議員の“怖すぎる”言論弾圧…「西麻布の母」名乗るX匿名アカに訴訟チラつかせ口封じ

  3. 3

    キンプリ永瀬廉が大阪学芸高から日出高校に転校することになった家庭事情 大学は明治学院に進学

  4. 4

    さらなる地獄だったあの日々、痛みを訴えた脇の下のビー玉サイズのシコリをギュッと握りつぶされて…

  5. 5

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  1. 6

    山本舞香が義兄Takaとイチャつき写真公開で物議…炎上商法かそれとも?過去には"ブラコン"堂々公言

  2. 7

    萩生田光一氏に問われる「出処進退」のブーメラン…自民裏金事件で政策秘書が略式起訴「罰金30万円」

  3. 8

    二階堂ふみ&カズレーザー電撃婚で浮上したナゾ…「翔んで埼玉」と屈指の進学校・熊谷高校の関係は?

  4. 9

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 10

    日本ハム中田翔「暴力事件」一部始終とその深層 後輩投手の顔面にこうして拳を振り上げた