著者のコラム一覧
菅野徳雄ゴルフジャーナリスト

1938年生まれ。岩手県出身。立教大卒。1964年からゴルフ雑誌の編集にたずさわり、中村寅吉をはじめ、河野高明、安田春雄、杉本英世、尾崎将司など、数多くのトッププレーヤーを取材。わかりやすい技術論と辛口の評論で知られる。「ゴルフ・トッププロのここを学べ」「ゴルフスウィングの決め手」「即習ゴルフ上達塾」などの著書がある。

JGAは日本ゴルフ界の発展を真剣に考え、本腰を入れて取り組んでいるのか

公開日: 更新日:

 今週、月曜日のスポーツ各紙を見て驚いた。どの紙面も最終日が雨で中止になりプレーオフだけ行われた女子ツアー「富士通レディース」が1面を大きく飾り、男子の「日本オープン」は片隅に小さく追いやられていた。57年間もゴルフの仕事に携わり、こんなことは初めてだ。

 日本オープンで優勝したのは日本ツアーですでに5勝を挙げているとはいえ、一般には広く知られていない南アフリカ出身のショーン・ノリス(39)だった。

 優勝スコアは通算19アンダー。1994年に四日市CCで尾崎将司が優勝した大会最少スコア記録18アンダーを更新した。

 ジャンボが勝った94年大会は会場へ取材に行き、7305ヤード・パー72と距離があって、難易度を示すコースレートは75.9と、わが国でも3本の指に入るといわれたタフなコースだった。

 距離が長いうえにラフも深く、いったんラフに曲げたらショートアイアンでないとグリーンに止まるボールは打てなかった。ジャンボの球筋は見た目はほとんどストレートだが、落ち際でわずかに右に切れるパワーフェードでフェアウエーをとらえ続け、18アンダーという大会記録をつくった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志氏はパチプロ時代の正義感どこへ…兵庫県知事選を巡る公選法違反疑惑で“キワモノ”扱い

  2. 2

    タラレバ吉高の髪型人気で…“永野ヘア女子”急増の珍現象

  3. 3

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 4

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  5. 5

    《#兵庫県恥ずかしい》斎藤元彦知事を巡り地方議員らが出しゃばり…本人不在の"暴走"に県民うんざり

  1. 6

    シーズン中“2度目の現役ドラフト”実施に現実味…トライアウトは形骸化し今年限りで廃止案

  2. 7

    兵庫県・斎藤元彦知事を待つ12.25百条委…「パー券押し売り」疑惑と「情報漏洩」問題でいよいよ窮地に

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    大量にスタッフ辞め…長渕剛「10万人富士山ライブ」の後始末

  5. 10

    立花孝志氏の立件あるか?兵庫県知事選での斎藤元彦氏応援は「公選法違反の恐れアリ」と総務相答弁