ソフトバンク1位・風間球打は熱すぎる父を持つ4人兄弟の三男坊

公開日: 更新日:

 地元では敵なし。しかし、県大会への出場を決めた直後、チームを辞めてしまった。

 中学時代は同じく地元の笛吹ボーイズに所属。こちらも3年時に退団した。本紙は笛吹ボーイズに取材を申し込んだものの、「申し訳ありませんが、ウチは風間くんに関する取材は受けていないんです」と断られてしまった。

 いったい、何があったのか。風間の獲得を検討していたパ球団のあるスカウトは、「これは私が甲州市の知人や関係者に聞いた話だが」と前置きしてこう続ける。

「風間自身ではなく、お父さんが原因だそうです。元高校球児で野球の指導方法にも一家言あり、練習方法をめぐって息子さんのチームのコーチ、監督とぶつかることも少なくなかったとか。実はお父さんはもともと、地元の甲州市で少年野球チームの監督をしていたんです。でも、妥協を許さない姿勢から保護者とのトラブルを生んだりして、チームを畳んでしまった。風間も最初は父親のチームに所属していたようです」

 子供たちも父の教えをかたくなに守っていた。歴代の指導者たちにすれば、そうした姿勢が頑迷に映ったのかもしれない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは