ソフトバンク1位・風間球打は熱すぎる父を持つ4人兄弟の三男坊

公開日: 更新日:

風間球打(投手・18歳・ノースアジア大明桜)=ソフトバンク1位

 山梨県甲州市。甲府盆地の東端で、風間は生まれ育った。男ばかり4人兄弟の三男坊。長男・球道、次男・球星、三男の球打に末っ子の球志良と、いずれも「球」がつく。父の啓介さんはかつて地元塩山商業(現塩山高校)で甲子園を目指してプレーしていた高校球児。子供たちの名前の由来は水島新司氏の野球漫画「球道くん」だ。

 風間が小学生時代に所属していた奥野田スポーツ少年団の佐藤哲雄監督は「打ってよし、投げてよしの子でした」とこう続ける。

「負けん気が強く、勝負強い。普段は球速を抑えて丁寧に投げていましたが、走者が出るとギアが入ってスピードが上がる。2人のお兄さんを見て育っているからか、そうしたクレバーさも武器のひとつでした。小学生にしては身長も大きかったですね。6年生の頃は160センチ以上はあったはずです」

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